何度も人を好きになってそのたびに上手くいかない。
いつも相手に別れ話を切り出される。
付き合ってしばらくすると、相手の気持ちが遠く離れていくようでこわい。
そう思っているあなたに共通する原因と解決法をお伝えします。
自分のこと、どのくらい好きですか?
この質問をされて100%自分のことが好きですという人は少ないでしょう。
しかし、自分のことを好きではなかったり、自信がなさすぎると、
恋愛をした時、相手のことを好きになっても、自分を好きになってもらえるか不安になってしまいます。
そのような方はまず、自分のことをゆっくり見つめ直してみることが大切になります。
まずは自分がどの恋愛パターンかを知ろう
恋愛で人と付き合うときに相手に思うことにはいくつかパターンがあります。
簡単にいうと、
1.相手の笑顔が見たい・相手を幸せにしたい
2.自分が幸せになりたい・自分を幸せにして欲しい
3.寂しいを埋めて欲しい・自分に足りないものを埋めて欲しい
そう思って人を好きになることが多いと思います。
この三つくらいが代表的なものでしょう。
多くの人が2番の「自分が幸せになりたい」と思ってます。
当然ですよね。幸せになりたいから恋愛するのですから。
しかし、自分が好きになった相手もほとんどが「自分が幸せになりたい」と思っているものです。
そこに気づかない落とし穴があるのです。
問題は「寂しいを埋めて欲しい・自分に足りないものを埋めて欲しい」という気持ち
自分自身を好きじゃない人や、自信がない人は、無意識に自分に足りない部分を誰かに埋めてもらいたいと思ってしまう傾向にあります。
そういう感情で恋愛をするとき、「この人なら弱い、足りない自分を全部受け入れてもらえるんじゃないか」という気持ちが「好き」に変わるのです。
しかし、それは自分で処理できない自分を相手に丸投げしているのと同じこと。
はじめは上手くいっていても段々と、相手は疲れていってしまいます。
すると、
自分の方は、自分を無条件で救ってくれる人を是が非でも離したくない。
相手の方は、どんどん疲れてしまってもう続けていける気持ちを持ち続けることができない。
という構図が出来上がってしまいます。
そのような形に陥ると、突然相手から別れ話を切り出されて、恋愛が終わってしまうケースが増えてしまいます。
寂しい気持ち・自分に足りないもの・自信は他人では埋まらない。
寂しい気持ちは辛いからなんとかして誰かに埋めてもらいたい。
そう思うことは誰にでもあると思います。
しかし、寂しい気持ちを簡単に誰かで埋めようとしても、実は他人には簡単に埋められるものではないのです。
人は孤独と常に戦ってます。誰もが寂しさを多かれ少なかれ持っているものです。
では、どうすればその寂しさを埋めることができるのでしょうか。
簡単な答えは、1番の
「相手の笑顔が見たい・相手を幸せにしたい」
という気持ちをまず行動に移すことです。
自分がどれだけ好きな人の力になれるのか。そして、どれだけ好きな人の幸せを願えるのか。
それを考えて行動に移すことで相手は気持ちや行動を返してくれるようになります。
言葉に出すことも大事です。たとえ言葉に出さなくても相手の幸せを願って行動していれば、必ず相手に伝わって自分へ気持ちを向けてくれるようになります。
逆にいうと、付き合うことができても、相手に望んでばかりでは相手の気持ちは遠のいてしまいます。
自分がどれだけ、相手のことを好きかを伝えるとき、一番大切なのは自分がどれだけ、相手を笑顔に、幸せにできるを伝えることなのです。
はじめはしんどいことが多いですが、続けていくと、相手から返ってくる気持ちの量も増えて、寂しさは徐々に無くなっていくものなのです。
最終的には、気が付けば寂しくなくなり、落ち着いた安心を手にしていると思います。
自分のことをケアできるのは自分だけ
実は、寂しさを埋めるのも、足りないものを補うのも、自分以外の他の誰にもできないことなのです。
誰でもいいからと、簡単に穴を埋めてもらった寂しさや、自分の足りないものはすぐにまた穴が開いてしまいます。
なんなら、また開いてしまった穴は、前よりももっと穴が大きく広がってしまいます。
そうなると負のスパイラル。いつまでたっても満足できなくなってしまいます。
たとえしっかりと恋人を掴んでいても、万が一、穴を埋めてくれている相手がいなくなったときの恐怖に怯えて、どんどん「相手を好き」から「居なくなると困る」という執着に変わってしまいます。
そうなってしまうと、相手は少しずつ、しんどさに押し潰されてしまいます。
しかし、自分の力で寂しさを解消できたり、足りないものを埋めることができれば、自分が苦労して作り上げた分、大切にするので、なかなか崩れないものになるのです。
そこから自然と恋愛に対する自信や実績が生まれてきます。
自分自身を過小評価してしまってませんか?
例えばあなたが家を借りるとします。
「この家は日当たりの悪い欠陥住宅で部屋の狭い不良物件です。」
と言われるのと
「この家には日当たりが悪く、少し狭いというデメリットがありますが、駅から近く、周りご近所も優しくいい人で、穏やかに住めるのであなたにおすすめなんです!」
と説明されるのと、どちらの方が住みたいと思いますか?
皆さん後者ですよね?
人だって一緒です。
「私はいいところが何もない自信のないダメな人間ですが、好きになってください。」
と言われるのと、
「私にはダメなところもありますが、こんないいところがあって、だからあなたを笑顔にすることができます。」
と言われるのではどちらの人の方が好感を持って安心できますか?
誰だって、デメリットがあっても前向きな考えの持ち主の方が、一緒に歩んでいけると思うものですね。
完璧な人間など存在しません。
悪いところや未熟なところはあって当たり前なのです。
逆に、今まで生きてこれたのだから、いいところがない人もいません。
自分を正しく認められてないのは自分だけかもしれません。
自信がない人は多くの場合、周りの人より、自分自身が自分のことを過小評価していることが原因なのです。
自分を好きになる方法
そうは言っても、自分を好きになるって、どうすればいいのかわからないですよね。
なので、今回はその方法のひとつをお伝えします。
その方法とは・・・
今は自分を好きでなくてもいいんです。
ただ、自分のことを正しく認めてあげてください。
あなたにも周りから評価されるくらい、いいところは必ずあります。
自分自身を正しく見てあげて、良いところも悪いところも正しく評価することができれば、相手に自分を正しく伝えることができるようになります。
今は自分に自信がなくていいんです。
ただ、好きな人の笑顔がどうやったら作れるかを考えてみてください。
その積み重ねは、きっとこれからの恋愛を明るく照らしてくれます。
自分自身に対して、「こんな人間が世界に1人くらいいてもいいじゃない。そんな自分でもあなたを、たぶん笑顔にすることができるんだから。」
そう思えるようになると、今後の恋愛の関係性が少しずつ変わってきますよ。
まとめ
恋愛をするとき、素敵な関係は
「お互いが、お互いのことを幸せにすること。」
なのです。
だからこそ、まず、自分自身のことはしっかりと自分で把握できていることが大切になります。
未熟でもいいんです。少しずつでも頑張っていれば必ず、素敵な恋愛ができるようになります。
相手の幸せを願って行動すると、相手からもっと素敵な愛情をもらえるようになりますよ。
相思相愛とはお互いが常に相手の幸せを願い行動することで実現するのです。
もし、ご自身のことをもっと知りたくなったらいつでもご連絡ください。
あなたのお力になれるのなら、全力で占わせていただきます。