好きになった相手が既婚者だった。
そういうことは誰にでも起こりえることですね。
かといって、すぐに諦めたり、切り替えたりできるものでもない。
そもそも、諦めないといけないの？
今回はそんな既婚者を好きになってしまった人への解決法をお伝えします。
※決して不倫を推奨する内容ではありません。
既婚者を好きになることっていけないことなの？
そもそも、既婚者を好きになることってダメなことなのでしょうか？
・好きになった人がたまたま既婚者だった。
・既婚者だと後で知った。
・既婚者ばかりを好きになってしまう。
・既婚者だけどアプローチしてくれた。
などなど、好きになってしまった原因は様々あると思います。
そもそも、「好き」という感情は本能の部分に近く、自分ではコントロールできないもの。
好きになる人を意識して選んでいる人なんて、ほとんどいないのです。
あなたにとって魅力的だったからこそ、あなたの中に「好き」が生まれてきた。
それは本来とてもいいことですよね。
既婚者だと知っていても、知らなかったとしても、その人があなたにとって「必要で」「魅力的で」「ステキな」人には変わりありません。
たとえ相手が既婚者だったとしても、あなたが「好き」だと思ったことは、自信をもって誇りに思っていいのです。
まずは、自分の理想の恋愛を確かめてみる。
かといって、相手が既婚者だとアプローチをするにしても悩ましいことが多いですよね。
考えることがたくさんありすぎて何を考えていいのかわからなくなりませんか？
そんな時はまず、そもそも「あなたの理想の恋愛とはどんなものなのか」を一度考えてみて下さい。
今の状況や彼との関係性などは一度無視して、
・どんな人が理想の彼氏なのか
・彼氏とどんなことをしたいのか
・どんな経験をしたいのか
・どんな関係を築いていきたいのか
・どんなプロポーズをしてもらいたいか
・どんな結婚生活をしたいのか
・末永くどんな関係でいたいのか
など、あなたがしてあげたいことや、してもらいたいたいこと、一緒にしたいことや、行きたい場所、
子どもや家族構成、どんな家庭を築きたいかなど、楽しい想像をたくさんしてみてください。
あくまであなたの望みなので、わがままでも実現不可能でも構いません。
ざっくりでもいいですが、できるだけ具体的に想像してみましょう。
一度これを考えてみることで、
あなたが恋愛関係になる男性に求めるものや、理想の恋愛像が見えてくると思います。
相手の環境や状況を確かめる。
次に、好きになった既婚者の相手のことを整理してみましょう。
・年齢
・性格
・仕事
・自分との関係
・彼の仕事での立場
・家族構成
・奥さんのことをどう思っているか
・私のことをどう思っているか
などなど、彼にまつわることを、わからないところは推測でも構いませんので、
しっかりと洗い出してみましょう。
そうすることでより冷静に、現実的に既婚者の彼のことが見えてきます。
ここまでの情報がそろったら、次はあなたの気持ちを整理していきます。
イエス・ノーで考えてみる。
既婚者の好きになった彼のことを考える時、たくさんのことを複雑に考えてしまいますよね。
そんな時は、シンプルにYesかNoかで考えてみることがおすすめです。
あくまでもあなたの望みですので、あまり深く考えず、直感で答えていくといいです。
・彼と本当に付き合いたいと思っているか。
・不倫という形でも付き合いたいか。
・都合の良い関係でも続けたいか。
・彼の一番になりたいか。
・彼の家庭を終わらせてでも付き合いたいか。
・家庭を捨ててでもあなたと付き合う彼を好きでいられそうか。
・彼と付き合うことになったら、あなたの周囲の大切な人は賛成してくれそうか。
・彼と付き合うことができたとして、あなたの理想の恋愛を実現できそうか。
・今現在、彼を振り向かせることができると思うか。
・彼に今現在子どもがいた場合、奥さんと子どもと繋がり続けることを容認できそうか。
このような質問形式にして、たくさん質問を作ってYesかNoで答えていってみて下さい。
答えが矛盾しててもいいです。
むしろたくさん質問に答えれば答えるほど矛盾してくると思います。
出た答えはあなたの本心なのですから大事にしてくださいね。
これをすることで、あなたが今どのように彼を思っているかがわかります。
彼のことがどれくらい好きなのか、今の現状をどう思っているのか、
彼とどうなりたいのか、そもそも何が障害になっているのかなど、
今自分が、どんな矛盾した気持ちを持っているのかが分かるようになります。
その矛盾点こそが、これからどうしていけばよいかを考える材料になります。
相手の幸せと自分の幸せを想像してみる。
ここまで、あなたの望みを中心に見てきました。
今度は、彼を中心に物事を見てみましょう。
今の現状、彼はあなたと付き合ってなくても幸せそうですか？
それとも、あまり幸せそうではありませんか？
それによってもかなりこの恋を進めていく形が変わってきます。
彼の幸せを考える時、「あなたと付き合う」ということはとりあえず置いておいて、
「彼がこれからの人生を幸せに暮らすためには何が必要なのか。」
ということをゆっくりと考えてみて下さい。
彼はこの先、どうなればもっと幸せになるでしょうか。
彼が幸せな状態とは、どんな状態なのでしょうか？
せっかく好きになった人なのですから、幸せになってほしいですよね。
彼が心から笑顔でいられる形を、あなたなりにたくさん想像してみましょう。
彼の幸せそうな姿がたくさん想像できたなら、次のステップです。
「好き」の感情を否定しない答えを探しましょう。
ここまで考えてみると、人によってはネガティブな感情に捕らわれてしまいそうになるかもしれません。
しかし、ネガティブな考えであなたの「好き」を否定しないでください。
あなたの「好き」は誰にも否定することができないかけがえのない感情です。
あなたは数ある男性の中から本気で大切にしたい、大切にされたいと思うステキな人と出会えたのですから。
しっかりと胸を張って、自信をもって「好き」と思っていいんです。
その「好き」という感情を否定できる人は誰一人としていません。
ただ好きになった相手は既婚者なので、この恋愛は実らせるにしても、諦めるにしても慎重に進めていく必要があるだけなのです。
男女の関係は色々な形があります。
大切なのは「お互いが」納得のいく形で、最大限に幸せになる形を探していくことなのです。
障害を乗り越えて付き合う形もありますし、付き合えなくてもお互いを大切にしあえる関係もあります。
しっかり諦めて次の恋愛へと進む形だってあります。
どうしたいかはあなたが決めて、彼の意見を聞くことができれば、これからどうすればいいかは彼と決めていくこともできます。
そこで重要なのは、「これからの未来にお互いが幸せになれる可能性が必ずあること」です。
例えば、
あなたが都合の良い関係を望んでいないのであれば、たとえ彼が望んでいてもその選択肢は取ってはいけません。
逆に彼と本気で付き合うために、彼が望んでいないのに彼の家庭を壊すのも良くありません。
必ず「あなたも彼も幸せになれる道があること」が大切です。
あなたの人生はあなたの物なのですから、まずはあなたが幸せになれる選択肢を取ること。
そして、あなたが大好きな彼が幸せになれる様な選択肢を選ぶこと。
この2つを前提に、じっくりと考えていってください。
そうしていくことによって、「最適な2人の関係がどこにあるのか」が見つかると思います。
答え次第で今後の行動が見えてくる。
じっくりと考えて、「たぶんこれが一番いいんだろう」という答えが出たなら、あとはそれに向かって行動するだけです。
どんな答えを出すにしろ、できる限り自分に嘘をつかない答えを探してみて下さい。
・「彼の一番になる」という答えが出たなら、思いの丈を彼にどう伝えるかを考えていくことになります。
・「諦める」という答えが出たなら、しばらく会わないようにしたり、諦めるために思いを伝えるのもいいと思います。
・「一番にはなれないが、そばにいる」という答えが出たなら、あなたの望む関係になるためにどうすればいいのかを考えていきましょう。
どちらにせよあなたが出した答えは、あなたがどういう行動を起こせばいいのかを自然と示してくれると思います。
そうなれば、あとは行動あるのみです。
たとえ出た答えが、あなたが望みたくない結果だったとしても、それはあなたにとっても彼にとってもこの先の未来にきっと良い結果になると思います。
だって、あなたがそれだけ好きな人のことをたくさん考えて出した答えなのですから。
あなたが一生懸命考えた、あなたの今の精いっぱいの答えを信じて、導き出した道をしっかりと進んでいきましょう。
まとめ。
既婚者への片思いは誰にでも起こりえることです。
だって、好きになってしまったのだから仕方ないのです。
大切なのは、「お互いの現状をしっかりと整理して把握し、その上であなたがどうしたいのかを冷静に考える」ことです。
人を好きになることは本当にステキなことです。
だからこそ、その「好き」を大切にして、お互いが本当に幸せになれる、
そんな道を探していくことが大切です。
ただ、相手が既婚者なので、より慎重に物事を進めていかないと相手もあなたも大きく傷つくだけでなく、
2人とも社会的な制裁を強いられることにもつながります。
正直、早々に諦めることが本来は最適な答えなのかもしれません。
しかし、それではあなたの「好き」という感情がないがしろにされてしまいます。
あなたの好きが本物であるなら、しっかりとあなたの中でその好きが消化できるよう、あなたが納得できる道を探しましょう。
2人の関係性の可能性は、決してひとつではありませんから。
あなたの恋愛が、これからもっと素敵なものになることを願っています。
