家事に育児に仕事に・・・
毎日やらないといけないことがたくさんあって、やりたいことがなかなかできない。
そんな奥様が多いのではないでしょうか。
もっと余裕が欲しい!
イライラしたくない!
そんな方は考え方を変えてみませんか?
今あるものを一度全部取り払ってみましょう。
今の自分自身は全部自分が作り上げたもの。
しかし、その中には気が付いたらやってしまっていることや、気が付いたらそうなっていたものも多いんです。
まずは、頭の中を真っ白にするイメージで全てを取り払ってみましょう。
具体的には、結婚という肩書、旦那、子ども、家族、仕事、友人、など、身の回りにいる人を取り払ってみます。
次に、生活に必要な家事など、料理、洗濯、お風呂、歯磨き、食事、などの毎日やっていることを取り払います。
何にもしない、何にも持ってない、何にもない自分を想像してみましょう。
イメージは、服も何も身に着けていないあなたという名前のリカちゃん人形です。
まずは、生きていくために最低限必要なものを考えてみましょう。
人間の三大欲求は食欲、睡眠欲、性欲といいますね。
その中でも、食欲と睡眠欲は日々を暮らしていく中でとても大事。
次に大事なのは、最低限の衣服。洗い替えも含めて一式が2着あれば最悪大丈夫ですね。
最低限、毎日食べれて、寝れて、衣服があれば、人間は生きていけます。
それ以外は、実は、「生きていくために、あればより素敵なもの」なんです。
本当に大切な人を考えてみましょう。
次に生きていくために必要なのは人。
あなたにとって本当に大切な人は誰ですか?
子ども、旦那、家族、友人・・・自分が守っていきたい、自分を生かすために必要な人を考えてみましょう。
本気で最低限にすると、それほど多くないと思います。
そして、それは、改めて自分が大切にすべき人でもあります。
その人のために必ずしないといけないことって何でしょう。
大切な人が決まったら、次はその人のために最低限しないといけないことを考えます。
お子様がいらっしゃる場合、ご両親、ご家族に介護、介助が必要な場合、その大切な方が健やかに過ごせるように手助けをしないといけません。
人は一人では生きていけません。
だからこそ自分だけでできないことは、愛情をもって助け合うのです。
しかし、本来その人ができること、しないといけないことは、代わりにやってはいけません。
それは、本人のためにならないですし、あなたをの手をすぐに一杯にさせてしまいます。
大切なのは、相手が本当にできないところのうち、こちらができることをすることです。
その最低限も考えてみましょう。
子育て、介護、介助も、あなただけが一から十まで、全部やる必要はないのです。
その他のことは、実は「してもしなくてもいいこと。」
必要最低限のところを今までは考えてきました。
それ以外のものは実は、「なくてもいいもの」「しなくてもいいこと」なんです。
言い換えると「あれば素敵なもの」「出来たら素敵なこと」です。
ここからはすべて、リカちゃん人形に付けるオプションになります。
物事の整理はここからがスタートです。
ベースができたので今度はオプションを見てみましょう。
気が付けば「やらないといけない」と思い込んでいませんか?
料理、洗濯、お風呂、掃除・・・毎日家事だけでもやることがいっぱい。
疲れてても、しんどくても、やらないといけない。
ほんとにそうでしょうか?
極端な話ではありますが、今の世の中、
料理をしなくてもスーパーやコンビニで買えば死にはしない。
洗濯は1週間くらい出来てなくても死にはしない。
掃除も1週間くらいさぼっても死にはしない。
お風呂も1週間くらい入らなくても死にはしない。
はずですよね?
差し迫って困らないのであれば、しんどければ少しくらい手を抜いたっていいんです。
それで、誰かに怒られるのは、本来おかしな話だとおもいませんか。
自分自身に「~をしなければならない」と無意識に制約を課していませんか?
本来、「自分のことは自分でやる」が基本
結婚したからと言って、旦那は元々他人です。
子どもだからと言って、世話を焼きすぎると成長しません。
その方が困るからと言って、その人が本来しないといけないことを肩代わりすることは必ずしもいい結果になるとはいえません。
妻だから、母だから、こうあるべき、と決めてしまっているのは自分自身かもしれません。
妻だから、母だから、こうしてあげたい、と思うことは素晴らしいことです。
しかし、それによって自分で自分の首を絞めてしまっていませんか?
旦那様は大人です。料理、洗濯、掃除、などは、結婚前、知り合う前、一人暮らしをしてたのなら全部やっていたはずです。
たとえ実家暮らしだとしても、下手だからしない、してくれてるからしない、は理由にはなりませんね。
そもそも、必要に迫られたら家事は誰でもできるんです。
ですから、たとえそれらがしんどい時にできないからって、怒られる筋合いなんて、本来ないはずなのです。
だから大丈夫です。
しんどい時は遠慮なく無理をしないことを考えましょう。
大切なのは日課はしんどい時の自分をベースに考えること
「毎日しなければいけないこと」は「やるべきこと」で考えるのではなく、「抜群に調子の悪い時に最低限自分がしないと死んでしまうこと」をベースに考えることが大事です。
それ以外は、「普通の時はやること」「調子のいい時にはたくさんやること」だと思いましょう。
たくさんのことを毎日必ずしないといけないと思ってしまうと、気持ちもしんどくなりますし、イライラもつのってしまいます。
「最悪死ななければ大丈夫」
そう思えると、いろんな物事に対して許せる範囲が多くなり、しんどい時は無理せず休めるようになります。
しんどい時はいさぎよく、誰かにお願いしてしまうのもいいと思います。
あなただけが毎日頑張る必要はないのです。
まとめ
日々を慌ただしく生きていると、時間ってどんどんなくなっていきますね。
時間がない!しんどい!と思ったときは、気が付けば自分で勝手に背負い込んでしまっていることも多いものです。
一度、少しだけ立ち止まって整理をしてみると、「~しなければいけない」という自分で自分に課した偏った考えから抜け出せるようになります。
疲れた時、しんどい時は思い切ってたまにはさぼってしまいましょう。
普段頑張っているのですから、一日二日くらい、出来てなくても誰にも責められるものではないのですから。
もっと頭の整理や、現状を変えていくためにご自身のことを詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。
お会いできましたら、タロットとプロファイリングを駆使して全力で占わせていただきます。