自分に自信がない。
何をするにも決断ができにくい。
自分の意見が何もない。
そう思ってしまってませんか?
今回はそう思ってしまう人の特徴と改善方法をお伝えします。
自信が無いと思ってしまう原因はなにか
自分に自信がもてないと、何かを決断する時になかなか決められないものですね。
では、なぜ決断できないのでしょう?
実は、自分に自信のない人は、決断ができないのではなくて、無意識的に決断に責任を持つことを怖いと思っているのです。
決断できない人の心理とは
何かを決断する時、そこには必ず何かしらの責任が生じます。
例えばあなたはチョコレートが好きだとします。
自分に自信のある人は「チョコレートが好きです」とすんなり発信できますね。
しかし、自信のない方の頭の中ではまず、
「自分がチョコレートが好きと言ったら、周りはどう思うのだろうか」
「チョコレートが好きと言ったら笑われるんじゃないか」
「そもそもチョコレートが好きということは正解なのか」
などの考えが頭の中を無意識に駆け巡ります。
そのあと、
「じゃぁ、好きじゃないと言ったらどうなるのか」
「好きじゃないと言った自分を否定されるんじゃないか」
「そもそも、チョコレートが好きじゃないというのは正解なのか」
と考えを無意識にめぐらしてしまって結果、どっちも答えられなくなってしまうのです。
そして、自分の意見をどんどん言えなくなってしまいます。
自信のない人の日常の心理行動
そのため、自信のない人は、日常的に物事の選択を迫られたときに
「誰か、正解を持っていそうな人と同じ方を選ぶ」
ということに特化していきます。
選べない、発信できない自分の意見より、他の人の意見の方が正解に近いだろう。
もし間違っていても自分が選択したわけではないし、間違った仲間がいる。
そのように考えて、誰かの意見に乗っかることを良しとしてしまいます。
すると、個人的な意見がどんどん薄くなり、周りに合わすことに慣れていくのです。
そもそも、物事に正解なんてない
そもそも、人が何かの選択に迫られたり、自分の意見を言わないといけない時、100%の正解なんてないんです。
正解、不正解なんてどこにもない。
物事を決断して、発信して進んでみた結果、自分が、周りがどう思うかで正解があるように見えているだけなんです。
ですので、選択する、発信するときに「正解はどっちだ」と考える心理自体が、実は間違っているのです。
自信のない人の変わる方法
では、どうやって自分に自信をつけていけばよいでしょう。
その方法を段階を追ってお伝えします。
1.自分自身に嘘をつかないこと
まずは、
好きなもの、嫌いなもの、やりたいこと、やりたくないこと
を難しく考えず、
好き!嫌い!やりたい!やりたくない!
と、自分自身の中で明確にすることです。
好きなものは好き!嫌いなものは嫌い!と自分の中で言い張るだけでいいんです。
それができたらその考えの前に「今の自分は」という言葉をつけてあげます。
今はこれが好き!今はそれが嫌い!今はこれがやりたい!今はこれはやりたくない!
という考え方でいれば、たとえ誰かにそれを全否定されても、今までの自分全てを否定された気になりにくくなります。
2.「好き」「やりたい」は誰にも否定はできない
誰かの好きなもの、嫌いなものって自分の人生によっぽどでない限り直接大きく関係しません。
誰かの好きなものに対してあなたが思うのは、「あの人はこれが好きなんだな」くらいですよね。
周りも同じです。
共通の特別な好きがあれば、会話が盛り上がりますが、あなたの好きに関して周りが思うことは「あなたはこれが好きなんですね」くらいです。
そもそも、自分の好きなものっていうのは、誰にも左右されずに「好き」でいいんです。
発信したとして、誰にも分ってもらえなくても「好き」でいいんです。
自分の好きなものは自分にとって素敵なものなんですから、大切にしてあげてください。
3.大切なのは「正解を引く」ことではなくて、「より後悔しない方を選ぶ」こと
前述のとおり、正解なんてどこにもありません。
選択をする時、発信をする時に大事なのは、
どちらに進んでも不正解だった場合、どっちがより後悔しないか
ということです。
後悔が少ない方を選んで進んでいけば、たとえ失敗だったとしても納得ができます。
失敗を誰かのせいにしたところで、不利益、責任は結局、全部自分に降りかかってきます。
だったら、せめて後悔の少ない方を自分で選んでおけば、最悪、自分自身納得できると思います。
その気持ちだけあれば発信、選択するのには十分なのです。
4.間違ったのなら選びなおせばいい
そして、今の決断、発信は「今の自分が後悔しない選択肢」なだけだということも思っておきましょう。
間違った、違ったと思えたなら、次選択するときには真逆のことだってあっていいんです。
自信のある人は案外、そういう人が多いものです。
なので、気軽に発信して、選択して、それが間違っていたと思ったら、その時点から変えてしまえばいいのです。
5.周りの評価が間違っていることもある
そもそも、評価をしてくれる人って誰なのでしょう?
その人は完璧な人間ですか?その人は常に正解を引いている人ですか?
その人に何を言われても、それだけがあなたのすべてにはなりません。
周りの判断、評価の方が間違っていることもたくさんあります。
大切なのは、「今の自分がいいと思うことを発信すること」なだけであって、「誰かに判断、評価してもらうこと」ではないのです。
まとめ
自分に自信がない方は言い換えれば「自分より周りの人を優先できる人」です。
そのままのあなたでも十分素敵なんです。
ただ、あなたが周囲の方の好きなもの、選択に興味があるように、周りの方もあなたが思っていることを知りたがっています。
その時に、自分の好きなものを信じてあげて、後悔のない選択肢を選ぶだけで、立派な自分の意見になるのです。
決断、発信は、数をこなせば自然とできるようになりますので、自分のペースで「失敗してもいいからやってみる」を続けてみてください。
気が付けば、自信につながっていると思います。
より自分のことを詳しく知りたい時や、どうしても決断に迷った時はぜひご連絡ください。
お会いできましたら全力で占わせていただきます。